2019年のエイプリルフールで発信された各企業のユーモアある投稿!

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2019年4月1日。皆さんはどう過ごされたでしょうか。ちょうどこの日は新元号「令和」の発表の日でしたので、世の中はそれでもちきりでしたよね。
もっとも、この日は新元号の発表だけがトピックではありませんでした。4月1日はご存じエイプリルフールです。
この日は嘘が許される日ですから、各企業も嘘でなくてもユニークな投稿をしていましたよね。その各企業のSNSに投稿されたユニークなものを集めてみました。

新元号発表ネタを2つ

令和

まずは新元号発表とエイプリルフールが重なったからこその投稿から。
改元の際の新元号発表は、時の官房長官が発表することになっています。あの墨書で書かれたボードを掲げているシーンはあまりにも有名ですよね。

そのシーンをもじった投稿が4月1日にありました。「Pasco」で有名な製パンメーカーの「敷島製パン」が、「ついに発表!」というタイトルで投稿したのが
食パンに、おそらくチョコレートだと思いますが「敷島」とつづって掲げている画像です。
掲げている人の顔は映っていないのですが、その文字の達筆なこと。筆だったらあれくらいの字を書ける人はいると思いますが、絞り袋で筆圧の強弱もしっかり表現されています。
あそこまでの文字を書くとはかなりのテクニシャンだと思います。コメントも達筆との声が多いようです。

ちなみに、この新元号発表ネタはJリーグの「清水エスパルス」も投稿していて、その元号名は「羽瑠」。
同チームのマスコットキャラクターが掲げている画像ですが、そのマスコットの名前は「パル」です。何とも微笑ましい投稿でした。

インパクト絶大!「オオグソクムシビール」限定発売

ビール

個人的にはもっとも衝撃を受けた投稿です。厚木にある地ビールブランド「サンクトガーレン」が、4月1日限定で「オオグソクムシビール」を発売するとSNSに投稿しました。
オオグソクムシをご存じの方はちょっと気持ち悪くなったかもしれませんが、深海に生息する最大で50cmにもなる甲虫です。
実は食用として重宝されているようで、静岡県の焼津港ではそれなりに名物だとか。なんでも、エビに似ているとかでおいしいらしいです。

そんなオオグソクムシ500匹を下処理後に粉末にして麦芽と一緒に煮込んだのが件のビール。
投稿ではエビのような味わいでビールというよりスープのようだとありますが、こうなるとちょっと興味がわいてきますね。
実際飲んだ方の感想は「かっぱえびせんみたい」というものが多く、風味が強くてビールっぽくはないというのは本当みたいですね。
エイプリルフール1日限定発売の、ウソのような本当の話でした。ちなみにこのビールは即日完売だったそうです。

ご本人?カロリーゼロ理論ネタ

ポテトチップス

人気芸人さんの「カロリーゼロ理論」が面白いとの評判ですが、おそらくこの線を狙ってのユニーク投稿だと思います。
「かっぱえびせん」やポテトチップスで有名な「カルビー」です。
「飲むピザポテト 吸うだけなのでカロリーゼロ!」。間違いなくカロリーゼロ理論からいただいているのですが、この絶妙な訳わからなさ、クオリティーは高いですよね。
本家が言っても全く違和感ありません。

それはともかく、飲むピザポテトなんてなんかおそろしい気がしますが、実際はエイプリルフールネタです。そんなものは発売されていません。
他にも2つのカロリーゼロ理論が投稿されていますが、このネタはカルビーの広報さんが考えたのでしょうか。本当に絶妙だと思います。お笑いIQが高いと思います。

毎年恒例の「い・ろ・は・す」

水

日本コカ・コーラ社が製造・販売する天然水「い・ろ・は・す」ですが、2019年のエイプリルフールにこんなユニーク投稿をしていました。
「い・ろ・は・す 朝食 パンとごはん登場」。要は、「い・ろ・は・す」から飲む朝食として、パン味とごはん味が新登場ということです。
パン味の水とかごはん味の水ってどんな味なんでしょうか。
あまり興味がわかないというか想像したくない感じがしないでもありませんが、「い・ろ・は・す」は昨年のエイプリルフールもユーモアあふれる投稿をしています。
「生ハムメロンクリームソーダフレーバーが新発売」と投稿しているし、そのまた前年は「パクチー味新発売」とやっています。
この「うわ…いらねぇ」感がエイプリルフールらしいですが、ほんの少しだけ「発売するのかな?」と思わせるさじ加減がユーモアあっていいですね。
もう恒例ですので、2020年のエイプリルフールも期待しています、「い・ろ・は・す」さん!

まとめ

いかがでしょうか。エイプリルフールの企業投稿って、センスを問われると思うのです。
わざわざこんなこと投稿するのですから。ただのつまらないウソだと、企業イメージすら損なう可能性もありますからね。
でも、ここに取り上げた企業は、方向性は異なれど、どこもユニークと言ってよい投稿ばかりです。
笑える笑えないではなく、明るい気持ちになれるような、そんなつぶやきは大歓迎ですね。

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