facebook広告の特徴って何?

business men standing in front of facebook backdropAD
AD

インターネットで隆盛を極めたSNS、ソーシャルネットワーキングサービスの中で、現在でも高い人気を誇るのがfacebookです。
現在では全世界の月間アクティブユーザーはおよそ18億人、日本国内の月間アクティブユーザーだけでも2600~2700万人に登ります。
それだけ大勢の人々に利用されるfacebookは企業などの宣伝効果も高く、実際に各種のfacebook広告も存在し、さまざまな企業や団体に活用されています。
ここでは他のインターネット広告には見られない、facebook広告の特徴を解説していきます。

facebook広告はあらゆる段階の顧客層に対して有効

フェイスブック広告の大きな特徴のひとつは、消費者が購買に至る3段階の「認知」「比較・検討」「意思決定・購入」のすべてに対して有効な点です。

「認知」は、自社が提供する商品やサービスを消費者に認知してもらうことです。
facebook広告は、ターゲットを細かく設定した広告の配信ができるため
商品やサービスの対象で、興味をもちそうなユーザーを狙い、まず認知を得る広告を展開できます。
この段階で特に有効になるのが、視覚に訴える動画などの広告です。
ターゲット層がタイムラインを閲覧しているとき、動画広告を目に留めることで、すぐさま購買につながらずとも、まず認知を得ることができます。

「比較・検討」は、消費者が同種の他商品やサービスと比較、検討し、その商品やサービスを選択する段階です。
この段階では、より豊かな情報を提供する広告が有効です。
例としては画面全体に動画などを表示するキャンパス広告、複数のリンクつき画像を設定できるカルーセル広告などがあります。

「意思決定、購入」は、消費者が意思を決め、購入に至る段階です。
この段階にいる消費者に有効となるのが、ユーザーのサイト閲覧履歴を元に、関連性の高い商品を表示するダイナミック広告です。

マルチデバイス利用にも対応できるfacebook広告

1人1台以上のスマホやタブレットを所持しているイラスト

スマートフォンが普及する前までは、インターネットは個人のパソコンを使って利用するもので、閲覧のためのデバイスは基本的に一人一台でした。
その頃、ネットの広告主がユーザーのトラッキング(インターネット上の購買活動などを記録する)を行うには、ブラウザのcookieを利用することが主流でした。

しかし現在では一人のユーザーがパソコンのほかにスマホ、タブレットなど2台以上のデバイスを用いることも珍しくなく、
cookieのみでユーザーをトラッキングすることには限界が見えています。
そこで、さまざまなアプリやシステムでのログイン連携が充実していて、複数のデバイスを使っているユーザーでも、
購買活動などのトラッキングが可能なfacebook広告の有効性が注目されています。

facebook広告はターゲティングの精度が高い

ターゲティングの制度が高いことを表すイラスト

facebookは日本国内だけでも月間アクティブユーザーが約2600万人以上で、その月間アクティブ率もおよそ56パーセントなど毎日のように多数の人々に閲覧されており、
現在でも依然としてユーザー数が伸び続けているSNSです。

また各ユーザーの性別はもちろん年齢別の比率や趣味、嗜好などの詳細情報も明確になっています。
そのためfacebook広告の最大の特徴と呼べるのが、
ターゲットの年齢や性別、居住地、職業や嗜好など、細かな条件を設定することで、極めて精度の高いターゲティングが可能になるという点です。

facebook広告のメリットとデメリット

メリットとデメリット

facebook広告には数々のメリットがあり、的確に活用すれば高い広告効果が得られます。
そのためにはまずfacebook広告のメリットとデメリットをすべて把握し、自社の商品やサービスへの適正を判断することが重要になります。

facebookのメリットには、細かいターゲットを設定し、適切な層に広告を届けることができる。小額の費用から広告配信を始められる。
自社のアカウントを持つことでユーザーとコミュニケーションをとり、顧客管理を行える。広告の停止、再開が簡単である、といった点があります。

逆にデメリットとしては、基本的にfacebookのみの広告になるため、facebookユーザー以外を含む広範な宣伝には向かない。
広告を出してからも細かなPCDAの運用で効果を高めていく必要がある。
またfacebook自体の仕様変更や新機能の追加が多く、それにあわせた広告の修整も必要、という点が挙げられます。

まとめ

facebook広告には、従来のインターネット広告にはないさまざまな特徴があり、
その特徴を把握して有効に活用することで、高い広告効果が得られます。

しかしfacebookは必ずしも万能の広告メディアではなく、安易な考えでfacebook広告を利用しても、満足な効果は得られません。
有効活用するためには、そのメリットとデメリットを理解し、より効果を高い広告へと改善し続けることが必要になります。

 

記事をシェアする
株式会社kurokawa&co.をフォローする
テジタルマーケティング/DXコンサルティング | K.K.kurokawa&co.