FACEBOOK広告の種類とターゲティングについて紹介をします

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Facebook広告の種類とターゲティングについてまとめました。世界に30億人いるというFacebookユーザーを相手に広告を表示するために必要な情報とは?メリット・デメリットや広告の種類、費用やオークションなどについてまとめています。

世界が誇る大企業となったFacebook。実名登録制であり、世界のアクティブユーザー数は、月間で約30億人ともいわれています。
当然ユーザーが多いということは、それだけマーケティングにおいても有効性を持っているといえます。Facebookに登録しているのは、何も個人だけではなく、企業も含まれているからです。
そこで今回は、Facebook広告のメリット・デメリット、広告とターゲティングの種類、費用などについて説明します。

Facebook広告のメリット

Facebook広告のメリットは、次にあげる4点があげられます。ユーザー数が多いというFacebookの特徴以外にも、いくつかのメリットがあります。では、詳細について詳しく見ていきましょう。

ターゲティング精度が高い

Facebookは実名登録制で、年齢や性別を詳細に設定します。そのため、ターゲティングには他のSNSよりも困ることがなく、むしろ精度の高い広告を打つことができるのです。また、さまざまなアプリケーションでFacebookのIDが利用できます。ここから、ユーザーの興味関心をより詳細に把握できるという強みも持ち合わせているのです。

各購買ステップのユーザーにアプローチができる

Facebook広告には、「認知度」「検討機会」「コンバージョン(購入)」の3段階にステップが分けられています。Facebookの広告目的できめられているもので、それぞれの段階のユーザーに対してより効果的な広告を打ち出すことができるのです。

広告フォーマットが豊富

Facebookの広告フォーマットは、全11種類からなっています。各購買ステップや広告配信目的によって使い分けることもできますし、販売するものによって使う広告を変えることも可能です。詳しくは後ほど紹介します。

広告費用が抑えられる

Facebook広告のメリットは、広告費用が安いということです。最低出稿額は100円で、誰でも広告を出すことができます。予算が少なかったり、ユーザーの反応を見たかったりするという場合にも使えるので、比較的気軽に利用できる広告と言えます。

Facebook広告のデメリット

メリットの多いFacebook広告ですが、一方でデメリットもあります。ただ、SNS広告に関してはどれでもデメリットはあるので、特にFacebookだけがデメリットがあるわけではありません。

リーチが広げにくい

Facebook広告は、Facebook内、もしくはInstagramなどの提携先のみの配信になります。そのため、提携していないサイトやアプリにはリーチが広げられないデメリットがあります。ただし、Audience NetworkでHPやアプリに広告掲載できるので、そこまでリーチが狭いというわけでもありません。

仕様変更や新機能の追加などが多いため、その都度対応する必要がある

他のSNSに比べてFacebookは仕様変更が多いのが特徴です。Facebook広告も同じで、仕様変更のたびに広告のレイアウトや内容を変更する必要があります。細かく対応していかないといけないので、手間がかかってしまうことを覚えておいきましょう。

 Facebook広告の種類

Facebook広告には11種類のフォーマットがあります。今回は簡単ではありますが、11種類の広告について説明します。

画像(バナー)広告

画像広告、もしくはバナー・写真広告とも呼ばれる、1枚の写真からできた広告です。テキスト入力もできるもっともシンプルな広告で、認知に強い性質を持っています。

動画広告

名前のとおり、動画を使った広告です。音声や動きが使えるため、年々人気が高まっている広告です。さらに細かく分けると、インストリーム広告、フィード広告、ストーリーズ広告の3種類に分けられます。

カルーセル広告

ひとつの画像に複数の写真や動画、ボタンを配置できるアレンジ性の高い広告です。1つの広告に使える画像の枚数は10枚で、それぞれにリンクを貼ることもできます。スマホアプリのインストールに強みがあるため、それを狙って使うユーザーが多いのが特徴です。

スライドショー広告

画像が一定間隔で流れていく広告のことで、画像は3~10枚、音楽や文章を組み合わせて作成できます。デバイスや通信速度に関係なく利用できるため、商品のストーリーを遅延なく提供することができます。

キャンバス広告

キャンバス広告は、クリック後に表示される画面がLPのようなページが表示される広告です。しかし、普通のLPとは違って広告制作にかける時間や手間が少ないため、LP作成未経験でも簡単に出稿できます。

コレクション広告

商品の詳細を写真や動画で確認できる、ユーザーにやさしい広告がコレクション広告です。まるでショッピングサイトにいるかのような感覚になるのが特徴で、スマホなどのモバイルデバイスで有効な広告です。

近隣エリア広告

近隣エリア広告とは、その名のとおりユーザーの近くにある店舗の広告が表示されるものです。実際にこの広告経由で来店した場合の特典や、店舗までの道順などが掲載できるので、実店舗への誘導に有利な広告です。

ダイナミック広告

ユーザーが過去に広告主のサイトを訪問し、何かしらの商品やコンテンツを閲覧している場合に、おすすめの商品を表示してくれる広告です。個人に合った関連性の高いものが表示されるため、ユーザーニーズへのマッチ度が高いのも特徴です。

リード広告

「リード獲得広告」とも呼ばれるもので、ユーザーからの問い合わせを促すための広告です。商品を売るための広告ではないです。かつ、ユーザー情報の入力はすでにFacebookの登録時に済まされるため、スムーズにユーザー情報登録ができるという相性の良さもあります。

クーポン広告

クーポン情報を持った広告のことです。普通に購入するよりも割安で商品購入ができるため、既存客だけではなく、新規顧客の獲得にも有利です。このクーポンは、自動更新できる機能も付いているので、集客率を高いまま維持することができます。

イベント広告

イベントを開催したいときの告知として使えるFacebook広告の種類が「イベント広告」です。イベントページを事前に作る必要はありますが、それがそのまま広告として活用できます。参加予定や興味ありなどのステータスが把握できるのも、大きな特徴の1つです。

Facebook広告のターゲティングの種類について

Facebook広告の最大の特徴が、ターゲティングの種類が豊富だということです。他のSNSにはない特徴ゆえ、広告媒体としてFacebookを利用する人が多いのは、次に紹介する理由に基づいています。

カスタムオーディエンス

ひとつ目が「カスタムオーディエンス」と呼ばれるターゲティングです。Facebookアカウントの情報をもとに行うターゲティングのことで、FacebookだけでなくInstagramの動画視聴や投稿内容、閲覧した有料広告のユーザーリストを作成してターゲティングを行うのです。

類似オーディエンス

ふたつ目は「類似オーディエンス」と呼ばれるターゲティングです。これは、すでに作成されたカスタムオーディエンスに共通するユーザーを洗い出して、類似行動するユーザーをターゲットにする方法です。精度設定が1~10%で設定でき、数値が低いほど類似度の高いユーザーが絞り込めます。

年齢・性別

Facebook広告の中でも精度が高いことで有名な広告の種類が、年齢・性別によるターゲティングです。登録情報をもとに、13~65歳をターゲットにすることができます。ユーザーの登録情報に記載している人も多いため、精度はかなり高めです。

地域

住んでいる国や地域、日本国内であれば都道府県はもちろん、市町村のレベルでのターゲットにすることができるFacebook広告です。住んでいる人だけではなく、過去にその地域を訪れたことがある人、旅行したことがある人に広告が配信できます。任意で、その地域に広告を出したくない場合は表示しない設定もできます。

趣味・関心

過去の投稿の閲覧履歴や、「いいね!」の情報をもとにターゲティングを設定することができます。「インタレストマーケティング」と呼ばれる種類のターゲティングで、種類は豊富ですが、反面、ターゲットを絞りすぎてうまく広告が機能しない場合もあります。

Facebook広告の費用について〜上限の設定と課金対象の紹介〜

Facebook広告にかかる費用はどのぐらいなのでしょうか。ここでは、設定できる上限と、課金の対象についてお話します。

予算上限に合わせて出稿ができる

Facebook広告ではまず、自分で予算の上限を決める必要があります。設定した上限以上の広告が表示されることはなく、また、自分が設定した課金対象の条件をユーザーが満たさない限り、費用が発生しないようになっています。Facebook広告は、最低100円から設定できるため、市場調査を含め、気軽な利用ができるのもうれしいポイントです。

課金方法を2種類から選べる

課金対象となるユーザーの行動は、次の2つから選ぶことができます。

クリック課金

「CPC」と呼ばれる課金で、広告リンクがユーザーによってクリック、もしくはタップされるたびに課金されるシステムです。ただ、この課金方法は、ターゲットには含まれない人がクリックする場合もあるため、費用対効果は悪くなりがちです。

インプレッション課金

もうひとつが「CPM」という課金方式です。ユーザーがニュースフィードやタイムライン右に表示される広告枠に表示されるたびに課金されるシステムで、1000回につき課金する必要があります。クリック課金よりも費用対効果は高めです。

Facebook広告のオークション方法について

Facebook広告は、種類が豊富で出稿数も多いため、広告表示ごとにオークションが行われます。これはFacebookが、双方の広告を競争させると最も効果があると判断した場合に行われるもので、ユーザーにとって効果が高いと思われた場合に表示される仕組みです。

まとめ

Facebook広告のメリット・デメリットと広告の種類、費用やオークションについてお話しました。ターゲティングが比較的簡単で、効果も望めるSNSとして、Facebookは非常に注目を集めています。ユーザー数の多いSNSなだけに、求める潜在ターゲットが多いのも事実。多くの種類の広告と、狙いやすいターゲティング手法を使って、新規開拓を進めていきましょう。

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