若者とは違う?30代・40代のSNS事情

adult male using smartphoneSNS
SNS

SNSを使用している層のイメージは若者が多いですが、スマートフォンの爆発的な普及により、幅広い年代がSNSを活用しています。
若い年代の頃にケータイがなかった世代も、その操作の簡単さから利用者も多くなっていますが、ケータイで過ごした年代である30代や40代はどのような使い方をしているのでしょうか?
使い方や認識の違いを見ていきましょう。

SNSや動画サイトの使用頻度

動画サイトもSNSの分類とされ、30代から40代では動画サイトの活用も頻繁に行われているようです。企業がコンテンツを展開していることも多くなり、
様々なジャンルやアプリが出ているので見ている年代の幅も広くなりました。

電話番号を登録し、電話帳と連携することで連絡ツールにできるメッセージアプリもSNSと分類され、
連絡ツールと同時にニュースや情報の取得を行なうことができるため、利用者が多いのも特徴です。

若者と異なり、会社関連で使用している人も多く、勤めている仲間同士で利用する用にSNSのアプリを使用していることも多いようです。
SNSによって取得できる情報のジャンルも少し異なるため、使い分けて使用している人も多いのが特徴です。
コミュニケーションツールとして使用している若者に比べ、情報の取得がメインになっている場合もあります。

男女で活用状況が異なる

飲み物とスマホを持つ男性と女性

30代女性は同年代の男性や40代よりも写真投稿型のSNSの利用頻度が高いようです。
年代的に主婦となる人も多く、子供の成長記録や、便利なグッズなどの使用報告に使用していることも多いです。

趣味の写真投稿も頻度が高く、同じ趣味の人と情報の共有を行なうためのコミュニケーションツールとして利用している人も多く、その傾向は女性の方が強いようです。
文章を呟くアプリよりも簡単に活用できる点で利用者が多くなっているのも傾向の一つです。

一方、男性は写真投稿型よりも動画サイトを利用している人が多い傾向にあります。近年ではゲーム実況なども職業として認められ、公式で配信していることも多くなりました。
男性もゲーム好きが多いですが、年代的に忙しくゲームをできる時間が取れないような人がそういった動画をSNSで見て楽しみの一つとして活用しているといったケースも高いようです。

若い時にインターネットに触れていない場合に起こる問題

インターネットに触れる小さな男の子

30代から40代がSNSを使用する上で陥りやすい問題は、下の年代との認識のズレです。
物心ついた時からインターネットがある世代とインターネットがまだ普及する前の世代では、ネットに対する姿勢が異なってきます。

今の30代や40代は、大人になってからインターネットに触れ始めた人も少なくありません。
大人になってからインターネットを使用し始めた場合、SNSの仕組みやルール、ガイドラインを理解していないことでトラブルに陥っているケースが見られるのも年代的特徴の一つと言えるでしょう。

一方で、SNSの使用が難しく、トラブルを懸念して使用していない人も少なからずいます。
メッセージアプリのように家族間の連絡のみに使用している人も少なくなく、新しいアプリの導入に躊躇することも傾向の一つです。

ただし、便利なアプリを意欲的に使用していることもあり、若者が娯楽を重点的に置いている反面、実用性が高いものを好んでいるのも特徴の一つと言えるでしょう。

小さい頃からインターネットがあることで懸念されること

スマホを操作する少女

現在の30代や40代がインターネットに触れていなかった時代がある一方で、物心ついた頃からインターネットがある世代は
SNSで発信する情報の危機管理に問題があり、近年ではそれが浮き彫りとなっています。

投稿される写真や動画など、個人を特定されてしまうようなものまで躊躇なくあげてしまう傾向にあり、トラブルに巻き込まれるといったケースも少なくありません。
SNSのプロフィールに本名や学校名まで記載していることもあり、危機感の違いが世代によっても異なるようです。

SNSツールの高い影響を理解していない傾向は30代や40代の世代でもありますが、現在の若者よりも自身の顔や名前を公表してしまうことの危険性を理解している人も多いです。
社会人になっていることや、家族を持っている人も多いことで慎重になっている人も多数存在しているのも一つの理由として挙げられます。

まとめ

30代や40代では若者と違い、娯楽よりも実用性や時短を重んじている傾向も強く、SNSでも連絡ツールや情報取得として活用していることも多くあります。

動画SNSが活用している中で最も高い頻度ですが、年代や性別によっては写真投稿型のSNSが人気が高い傾向にあります。
年代よって活用方法も異なるため、ビジネスに取り入れる場合は年代別の傾向をしっかり把握しておくことが大切です。

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