インタースティシャル広告とは?注意点と広告の作り方

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賛否両論あるインタースティシャル広告も的確なターゲットへ的確な情報を表示すれば有益な広告になります。自社の製品の特徴を理解した上で計画していくことで新しい成果へ結び付く可能性のあるインタースティシャル広告を検討してみてはいかがでしょうか。

広告を出すということはインターネット上でなくても難しいものでタイミング、ターゲット、内容を間違えると逆効果を生む可能性があります。ネットの広告のツールも様々なものが出てきている中でインタースティシャル広告は賛否両論分かれるタイプの広告になるのではないでしょうか。しかしそのような広告もルールとしっかりとした計画の下であれば有益な結果に結び付くのでこの機会に検討してみてはどうでしょうか。

  1. インタースティシャル広告とは
    1. 画面いっぱいに表示される
    2.  多くのWEBサイトでインタースティシャル広告が取り入れられているのか
    3. メインコンテンツがすぐに見たいのに
    4. それなら取り入れなければいいのか
  2. インタースティシャル広告とオーバーレイ広告との違い
    1. オーバーレイ広告とは?オーバーレイ広告の仕組み
    2. インタースティシャル広告との違い
    3. 画面の表示方法の違い
    4. 持続性の違い
  3. インタースティシャル広告の例
    1. ポップアップで表示
    2. 画面全体に広告を表示
    3. スクロールするタイプの広告
    4. もし自身がユーザーの立場なら
  4. インタースティシャルを表示するタイミング
    1. 画面を開いた直後
    2. 利用者の閲覧中
    3. アプリで画面が切替わるタイミング
    4. ゲームオーバーやミッションをクリアしたタイミング
    5. ポイントはユーザーがゆとりのある時
  5. インタースティシャル広告のメリット
    1. サイトを訪れた全てのユーザーが閲覧する
    2. 画面に広告のスペースを設置する必要がありません
    3. 広告費が抑えられる
    4. 広告のターゲットを絞りやすい
  6. インタースティシャル広告の注意点
    1. ブロックされる可能性がある
    2. SEO対策に影響がでる
    3. 広告掲載の企業の評判を下げる
    4. インタースティシャル広告の閲覧時間は平均0.8秒
    5. 実は注意点は一つ
  7. インタースティシャル広告での禁止事項
    1. 何度も表示される
    2. 予期しないタイミングで表示する
    3. アプリを閉じる時に表示しない
    4. 禁止事項と一緒に推奨項目もチェックする
    5. 使用環境への配慮
    6. インタースティシャル広告が推奨されるアプリ
  8. インタースティシャル広告の作り方
    1. ユーザーの見やすさを邪魔しない
    2. 閉じるためのボタンはわかり易く
    3. インデックスしていない時に配信
    4. 配信するには
  9. まとめ

インタースティシャル広告とは

インタースティシャル広告と聞いただけでは一体どういったものかわからないWEB担当者も多いのではないでしょうか。インタースティシャル(interstitials)は日本語に訳すと「割れ目の」「侵入型の」となり、アプリやWEBサイトを立ち上げた時にメインのコンテンツを表示するより先に表示される広告のことを指します。

下記の画像のような表示がインタースティシャル広告というものになります。皆様もアプリやWEBサイトを閲覧した時に少なからず見る機会はあるのではないでしょうか。

インタースティシャル広告の例1(マイナビ)

マイナビ

インタースティシャル広告の例2(PayPay)

web広告

画面いっぱいに表示される

上の画像でもあるように背面のメインコンテンツの前に大きく表示されます。一定の時間が経つかクリックやタップをしない限り消えないので見逃しようがありません。WEBサイトの運営者にとって訪問者に見てもらいたい情報を確実に見てもらえるのですからこれほど願ってもない表示の方法はないように思えます。

 多くのWEBサイトでインタースティシャル広告が取り入れられているのか

これほど届けたい情報を訪問者に見せることができるのであれば、当たり前のようにこの情報の表示方法が取り入れられておかしくはないはずです。ところが実際は多くのサイトで取り入れられているものの「大多数のサイト」とまではいかないようです。

その理由は最初に大画面で表示されるこの方法はサイトの訪問者にとって本当に有益なのかどうかという問題もあります。メインコンテンツを見る前に大きく表示されるインタースティシャル広告をGoogleではユーザーの利便性の観点からあまり好ましいものと考えていません。

メインコンテンツがすぐに見たいのに

インタースティシャル広告には興味のあるサイトやダウンロードしているアプリの最新の情報やとっておきの情報が表示されることがあるのですから、決してユーザー全員にとって必要のない広告でないことは確かです。

ただ必要な広告であったとしてもダウンロードしているアプリを開くたびにまずこの広告がでてしまうとなると若干、厄介に感じることはないでしょうか。一度、認識して取捨選択が終わった広告が何度も表示されるのはユーザーにとってあまり嬉しいものではありません。まして急いでいるときに誤ってクリックしてしまえば、また必要な画面に戻らなくてはなりません。

それなら取り入れなければいいのか

今までの話を読んでいくと、インタースティシャル広告はユーザーにとって得にならないものではないかと思えてきますが、決してそうではありません。情報提供や宣伝はタイミングと適した方法を使えばとても有効なものになってきます。

それではインタースティシャル広告を有効なツールとして利用するにはどのような点に注意して運営していけばいいのでしょうか。

インタースティシャル広告とオーバーレイ広告との違い

インタースティシャル広告とよく合わせて登場する広告がオーバーレイ広告です。インタースティシャル広告はオーバーレイ広告の一種で、この他にページの上か下に表示され画面をスクロールしてもずっと表示されるアンカー広告や、自動的に小さいウインドウがポップアップで表示されるポップアップ広告などがあります。

オーバーレイ広告とは?オーバーレイ広告の仕組み

オーバーレイ広告はメインコンテンツを開くと最初に画面を覆いかぶせるように広告やアプリのダウンロードを促す画面を表示させるものです。掲載の方法は動画や画像、アニメーションなど様々な方法が可能になっています。

オーバーレイ広告は興味のあるサイトにいけば自動的に画面いっぱいに表示されるものですから、当然、認知力は高くなります。またクリックの分だけ費用が発生するものですからコストがそれほどかからないことも魅力です。

反面、Googleではユーザビリティ(ユーザーにとっていかに快適な環境でWEBサイトを閲覧できるか)の低下を招くとして検索順位を下げる傾向にあるためSEO対策などの観点からはあまり好ましくないと言えます。

また必要としていない時に表示されることや、画面の操作次第では広告のリンク先に誤って移動してしまう場合もあるため、掲載した企業のイメージの低下につながる可能性も出てきます。

インタースティシャル広告との違い

インタースティシャル広告はオーバーレイ広告の一種ですので、おおよその内容は変わりませんが画面の表示の仕方などで違いがあります。ここではこの2つの広告の特徴の違いをご紹介していきます。

画面の表示方法の違い

オーバーレイ広告は画面のスクロールに合わせて上下に移動することができたり、湧き出るように画面全体に表示させたり、広告を点滅させてユーザーにクリックを促すなどの表示方法があります。

かたやインタースティシャル広告はページの切り替えや移動の時などに画面全体に表示されるようになっています。

持続性の違い

インタースティシャル広告は画面の切り替え時などに前面に表示され、一度、消えれば表示は無くなるようになっています。

オーバーレイ広告は先ほどご説明した画面の表示方法からもわかるように、画面全体でなくても常にどこかに表示させておくことも可能になっています。

インタースティシャル広告の例

インタースティシャル広告といっても様々な表示方法があります。ここでは表示方法の例をご紹介いたします。

ポップアップで表示

画面を開いた時にメインコンテンツの上にポップアップで広告を表示させる方法です。広告を閉じると本来、訪問しようとした画面に辿り着きます。期間限定のキャンペーンなど、よりユーザーに知らせたい内容が表示されることがあります。

画面全体に広告を表示

メインコンテンツを覆うように浮かび上がって画面全体に広告が表示されます。閉じるボタンをクリックするかタップして広告の表示を消すとメインコンテンツが見られるようになります。

スクロールするタイプの広告

画面を開くとスクロールしていく長さで広告が表示されます。最後までスクロールしていかないと消すための表示がでずに消せないような仕組みになっています。

もし自身がユーザーの立場なら

インタースティシャル広告の表示方法の例を挙げてきましたが、皆様はどう感じられたでしょう。見たいコンテンツを開いただけで必要かどうかに関わらず広告が表示され、さらには閉じる作業をして初めて見たいコンテンツが見られるようになります。

時には誤ってクリックやタップをして広告の画面にジャンプをしてしまうこともあり、さらに面倒に感じることもあります。

このようにユーザーに面倒だと感じられる部分を意識しつつ、効果の上がる表示方法を考えていくことが大切になってきます。

インタースティシャルを表示するタイミング

それでは表示するタイミングは常に画面を開いたときだけなのでしょうか。広告である限りにはやはり一番見てほしいタイミングであり、見た時に刺激されやすいタイミングを狙いたくなるものです。

画面を開いた直後

画面を開いた直後については何度も出てきているタイミングになります。どのページも見ていないタイミングですからユーザーがサイトを閲覧し離脱する前に見てもらえるという利点があります。

利用者の閲覧中

ユーザーが下までスクロールしながら閲覧している途中で画面が表示されます。自身のサイトに興味を持って読み進んでいるユーザーに対して例えば問い合わせの画面やアプリのダウンロードを促すなどプッシュになるようなタイミングになることを狙います。

アプリで画面が切替わるタイミング

ユーザーにとって切替わるタイミングは一旦、何も閲覧せずに感覚を休めて次の画面が出てくるのを待っている時と言えます。このようなタイミングは運営者にとって読んでもらいやすいと考えることができます。

ゲームオーバーやミッションをクリアしたタイミング

ゲームの緊張感から外れてなんとなく次の画面を待っている間となりここに広告を表示すればゆとりをもった気持ちで広告を閲覧してもらえる可能性が出てきます。例えばこのようなタイミングにユーザーにとって親和性の高い広告を表示することで有効に働くと考えられます。

ポイントはユーザーがゆとりのある時

インタースティシャル広告はユーザーにとって有益な情報や便利なツールを提供するという考え方もできますが、タイミングを誤れば「邪魔」にしかならないものになってしまいます。そうならないためにはどのようなことが重要でしょうか。

広告はネット上だけでなく駅のつり広告やCMに至るまで掲載方法と掲載のタイミングはとても重要な要素です。間違えてしまうと有効に働かないならまだしもマイナスのイメージを見る人に植え付けてしまう可能性があるからです。

インタースティシャル広告はユーザーにとって予期せぬタイミングで入ってくることもあるわけですから表示するタイミングを誤らないことが大切です。その点で一つのキーワードとして覚えておきたいのが「ユーザーのゆとりのあるタイミング」です。

インタースティシャル広告のメリット

ユーザーにとって有益なツールになりにくいインタースティシャル広告も使いこなせばきっとサイト運営者、ユーザーの両者にとって有益なツールになると思われます。その為にもメリットや注意点を知り適切な状態で取り入れていくことを心掛けたいところです。

サイトを訪れた全てのユーザーが閲覧する

サイトやアプリを開けば必ず表示されますし閉じない限りは表示されるわけですから訪問したユーザーが必ず一度は目にします。これはテレビのCMのようなもので見たい番組をつければCMはついてきます。

スポンサーは自身のCMがテレビの視聴者層と親和性があるかどうかをふまえてCMの出す場所を検討します。視聴者はテレビを見る限りはどこかに入ってくるCMを見ることになり、時には魅力的なCMを目にすることや、予期せぬタイミングで欲しかった情報を得ることができます。

このように全てのCMが意味のないものではなく見てもらう機会があれば時に有益に働くことがあります。これはインタースティシャル広告と通じるものがあり、親和性の高いサイトに表示をすれば決して邪魔な存在では無くなります。

画面に広告のスペースを設置する必要がありません

インタースティシャル広告は画面に表示がでて消せるわけですからメインコンテンツに広告のスペースを設ける必要が無くなります。それは画面に多くの情報を掲載できるというだけでなく広告で雰囲気を壊される心配をせずにデザインできるようになります。

広告としてもメインコンテンツの中でどこかに設置するというよりも大きな画面でインパクトを出して表示することができます。また一定の時間だけですが、広告だけが表示されますから他の情報にユーザーの目を奪われることなく伝えたい情報のみに集中させることができるというメリットもあります。

広告費が抑えられる

広告を検討する際にはコストパフォーマンスは重要なポイントになってきます。インタースティシャル広告のCTR(行動喚起率)は多くても5%前後とされており、大きい反響を望むことは難しくも確実に有益なユーザーの反応を得ることができるツールだといえます。費用という点で考えるとインタースティシャル広告はクリックした分だけ料金が発生するため、費用を抑えながら自身の商品やキャンペーンに興味をもったユーザーに訴えることができます。「サイトのテーマ」や「広告の関連性」によっても単価が変わってくる可能性がありますが、クリック単価は10円ほどから設定することができます。

広告のターゲットを絞りやすい

広告を掲出場所によって効果が大きく変わってくるのは広告全般に言えることは確かです。その点ではインタースティシャル広告は絞ったターゲットに対して響きやすいツールと言えるかもしれません。

あるゲーム開発の会社でインタースティシャル広告を表示するゲームと表示しないゲームでどれだけ差があるのかを調査をすると、インタースティシャル広告を表示した方が初回購入や収益アップの効果が明らかに上だったというデータが出ました。

ゲームを楽しんでいる人が新しいゲームの情報に興味を持つことは当然考えられることです。これを別の例題で考えるとお気に入りのお店でSALEが始まるなどユーザーが常に強い興味を持っていることに対しては新しい情報を求めているものです。そういうユーザーにとってインタースティシャル広告は「邪魔」な存在ではなく新しい情報が手に入る機会となるわけです。

オンラインクーポン

この点からいけばインタースティシャル広告の掲出を検討する際にはターゲットを絞りやすいツールだと言えるかもしれません。

インタースティシャル広告の注意点

インタースティシャル広告は今までの説明でもなんとなく感じている方が多いかと思いますが、賛否両論の広告と言えるかもしれません。反面、当たり障りない広告はユーザーの記憶にも残りにくいと言えます。より有効的に運用するためにもいくつかの注意点をしっかりと把握しておくことが大切です。

ブロックされる可能性がある

広告の良し悪し問題以前にGoogle chromeには悪質な広告をブロックする機能が含まれているのです。「悪質」と聞けば最初に思いつくのが「公序良俗に反する」という文言ですが、Googleの表した基準はそれだけではありません。Googleではユーザーがサイトの閲覧時に邪魔と感じるような表示や、間違えて広告をクリックするような作りになっているものも悪質と判断しています。

この基準に適用され「悪質」と判断されれば、広告ブロックの機能が働き、そもそも表示がされなくなるのですから全く意味をなさなくなります。

Googleに対しての基準は、あくまでもユーザーの利便性が優先されることを念頭におくことが必要です。

SEO対策に影響がでる

Googleではインタースティシャル広告の表示がユーザーの快適な閲覧を妨げていると判断される基準を設けています。その基準に当てはまったインタースティシャルの広告を含むサイトは評価を下げることとなり、SEO対策上でダメージを受けます。

Googleの順位の決定する評価は多種多様にわたっており、公表されているものではないのでインタースティシャル広告によって順位が低下した、とすぐに判断する必要はありません。しかし一定の基準を満たさない場合は「喜ばしくない」としている以上は幾分か影響していると考えるのが妥当です。

このリスクを回避するには表示方法や技術的なこと以外には「親和性のあるサイトに表示」ということもそれほどSEO対策に影響を与えないと言われています。理由は興味のある人がみるサイトに同じジャンルの新たな情報を提供するのですから、ユーザーにとって「邪魔な存在」になりにくいからです。

広告掲載の企業の評判を下げる

広告は商品や自社の製品の認知度をあげ、購買意欲につなげるためにわざわざ費用と時間をかけて作業をするものです。それが逆効果で企業の評判を下げる、となると本末転倒と言わざるを得ません。

どの広告にもこのリスクは含まれますが、テレビのCⅯでも見たくなければ録画をして飛ばせば番組だけを視聴できます。しかしユーザーに「嫌なら見なければいい」という状況を作らせないのがインタースティシャル広告ですからそのリスクは高くなります。

Google独自の調査でGoogle+アプリのダウンロードでインタースティシャル広告が出たために、サイトの訪問をやめたユーザーが69%にも及ぶという結果が発表されています。極端な言い方になりますが、自社に対して嫌悪感を抱かれるなら見られない方がマシという結論に至ってしまうのです。

インタースティシャル広告の閲覧時間は平均0.8秒

通常のモバイルの広告であれば平均0.2秒で離脱してしまいます。それに比べて0.6秒長い0.8秒も表示されているインタースティシャル広告は価値があるのではないのか、という意見があるかもしれません。

皆様も実際に経験したことがあると思いますが、この0.6秒時間が長くなっている原因は「閉じる」方法を探していることが大半です。このわずかな時間がユーザーの苛立ちにつながっていることはサイトの運営者といえどもユーザーの立場に立った時には経験があるのではないでしょうか。

実は注意点は一つ

今まで色々な注意点を上げてきましたが、これらは結局「ユーザーが迷惑に感じる」という一つの点に集約されます。この点を念頭においてどのように運営すればいいのかを検討していけばより効果の上がる広告につながっていくのではないでしょうか。

インタースティシャル広告での禁止事項

ここからは友好的で有効的なインタースティシャル広告の作成に向けて知っておきたいGoogleで決められている禁止事項を紹介していきます。なお同様の表示がされるようなシチュエーションでもサイトの特性上、年齢の確認が必要な時や、登録しないと閲覧できない情報のページなどについては禁止事項の対象外となります。

何度も表示される

何度も繰り返して表示することは禁止されています。

何度もというのは画面上でユーザーが何かの操作(クリックやスワイプ)をするたびにインタースティシャル広告が表示されればそれだけユーザーの利便性が失われていくことになります。これについては明らかにユーザーにとって不便な状況であると言えるのではないでしょうか。

それだけでなく操作の途中で必要もないのに広告をクリックしてしまいページが移動するといったような手間まで発生しかねません。

予期しないタイミングで表示する

ユーザーが予期しないタイミングで表示させることを禁止しています。

例えばゲームの途中やコンテンツを閲覧中などユーザーが集中しているタイミングにインタースティシャル広告が表示されると誤ってクリックしてしまいかねません。これではユーザーがサイトを訪問した本来の目的からは遠ざかってしまいます。

特にゲームなどのようにユーザーが頻繁にタップを繰り返す操作をするような場合にはゲームのレベルが終わっているときなどに一定の時間を空けて表示することを推奨しています。その時には「読み込み中」などの表示をしてユーザーに広告が表示されることを意識させる工夫が必要です。

アプリを閉じる時に表示しない

アプリを閉じる時に表示をすることも禁止をしています。

この項目も上記2つの項目と同じく誤操作を誘発する恐れがあるため禁止をしています。総括するとユーザーが操作を誤らないように禁止事項を設定しているといえます。

禁止事項と一緒に推奨項目もチェックする

禁止事項には明らかに「してはいけないこと」が書かれていますが、より有効な運営とSEO対策を目指すのであれば「勧められていること」も同時にチェックすることをお勧めします。

例えば上記のように予期せないタイミングでの表示を禁止すると同時に、どのような表示であれば認められるのかを知れば、より広い範囲のサイトから広告の掲出をする場所を選ぶことができます。

使用環境への配慮

画面の大きさに配慮する。

PCのような大きな画面であればインタースティシャル広告による誤操作を誘発することはまだ少ないかもしれません。しかし現在、モバイル端末のように画面が小さくタップして操作することが多くなれば誤操作の機会も増えてきてしまいます。Googleではこのような小さな画面での操作にも配慮するようにと述べています。

通信ネットワークの反応時間にも配慮する。

反応時間が遅いと運営者側としても読み込み時間の関係で意図しないタイミングで表示されることがでてきます。そのようなことが起こらないようにユーザーが行っている操作内容についても配慮は必要です。

インタースティシャル広告が推奨されるアプリ

Googleでは使い方が一方向に進むアプリに対してインタースティシャルの広告の表示を推奨しています。これはつまり初めと終わりの地点が明確に決まっているアプリということです。ユーティリティアプリに対しては他の広告の掲出方法を選択するよう促しています。

※ユーティリティアプリ
パソコンなどの機能を補助的に補い、使い勝手を向上させるためのアプリ。一般的なところでは電卓、カレンダー、ファイルの圧縮ソフトなどがそれに該当します。

インタースティシャル広告の作り方

以上の点を踏まえた上でインタースティシャル広告はどのようにして作成していけばいいのでしょうか。禁止事項など細かな決まりがあるのでなんでもいいという訳ではありませんが、それはユーザーの不便に繋がる要素の部分だけですので、デザイン等はさほど影響をうけることはありません。

ユーザーの見やすさを邪魔しない

インタースティシャル広告は画面を覆うように出てくるものではありますが、それでも一定の基準を持ってユーザーの見やすさを守る必要があります。Googleアドワーズではインタースティシャル広告の推奨する画面のサイズがあり、これを参考に作成することも大切です。

スマートフォン向け300×250、320×50、320×480、480×320縦型を推奨
タブレット向け1024×768、768×1024

上の表のスマートフォン向けの320×480、480×320については可変サイズとなっています。これはレスポンシブディスプレイ広告での設定となっており、配信される画面のサイズに合わせてサイズ、表示形式、フォーマットが自動的に変化するようになっています。その他のサイズは固定のタイプとなります。

このサイズを見ると決して全面を覆うというようなイメージではないかもしれませんが、広告の表示されていない部分をグレーなどで覆い、後ろの画面が薄く表示されるようになるので、必然的に広告だけに目がいく状態となります。

閉じるためのボタンはわかり易く

早くメインコンテンツが見たいのにインタースティシャル広告が表示されてしまい、おまけに閉じるためのボタンがどこにあるか一目でわからない。皆様もユーザーの立場になった時に少なからず経験したことはないでしょうか。おまけに誤操作までしてしまえばさらにイライラが募るだけで広告に対して興味が出てくるわけではありません。

閉じるためのボタンがわかり易くてもわかりにくくてもユーザーの必要のない情報に対しての反応は同じなのです。むしろすぐにわからないところにボタンを配置していればその広告に対して、つまり企業に対してマイナスのイメージだけが残る恐れもあります。

またインタースティシャル広告を一度表示すると次には表示されない設定にすることも可能ですし、閉じられた広告と違う広告を表示することも可能です。デザインを損ないたくない、できるだけ興味を持ってほしいという運営者側の気持ちもわからなくはないですが、ユーザーの表示を消すためのストレスの軽減することも考えて運営したいものです。

インデックスしていない時に配信

インデックスとは日本語では索引と訳されるが、インターネットの世界では多くの情報から必要な情報を抜き出す時のことをいうことが多いです。このようにユーザーが作業をしているときに割り込んで広告を表示することはユーザーの利便性の観点から避けた方が望ましいでしょう。

配信するには

インタースティシャル広告の配信は自身でも可能ですが、アドネットワークを利用して配信することも可能です。もし初めて配信するのであればアドネットワークを利用する方が安全でウェブサイトの評価を下げる心配もないでしょう。またアドネットワークからスマホ向け配信サービスや演劇系のウェブサイトなどへも配信ができるので便利です。

まとめ

広告はインターネット上でもそれ以外でも必要のない人にとっては意味をなさないものになります。電車の吊り広告やポスターであれば見る人がみればいいだけで、目に入らない人にとっては邪魔になるものではありません。またテレビのCMであっても見たくなければチャンネルをかえることもCMの間に別の作業をすることもできます。

しかしネット上ではどうでしょう。必要があって訪問をしたサイトなのに、必要ではない情報が最初に映し出されては迷惑だと感じることは仕方のないことです。そのため、このようなツールは必要ないのでは、と考えても当然かも知れません。

しかし、インタースティシャル広告を必要無いと思う前に「欲しい人に情報をダイレクトに届ける」ことができると考えてみてはいかがでしょう。広く浅く提供するツールではなく、情報を必要として狭く深いターゲットに直球で情報を伝えるツールとして配信していけば有効的なツールとして利用できます。

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