昔の定番もいまやNG!?やってはいけないSEO対策

a man frustrating in front of a laptopSEO
SEO

SEO対策をしないと、制作したWebサイトに多くの人を集めるというのはなかなか難しいです。そのためWebサイトの運営をするにはSEO対策が必要不可欠なものとなっています。

昔から定番とされている対策というものがあり、それを真似して行っていれば良いとされてきましたが、
近年その定番とされていたものの中に有効でなくなってしまっているものがあります。
良かれと思って行ったことで、逆にスパム認定をされてしまうなどの危険性もありますので注意が必要です。
こちらのページでは昔はよく使われていたものの中で、今は使うことが出来ないものをご紹介しています。
一度目を通しておくことをおすすめします。

SEO対策とは?

そもそもSEO対策とは運営するWebサイトを検索エンジンの検索結果において上位に表示させるために行うもので、検索エンジン最適化とも呼ばれています。
Webサイトというのはただ制作して公開するだけでは何の価値もありません。
沢山の人がサイトを訪れて、コンテンツを見てくれることで初めて価値が生まれるのです。
ですからユーザーが検索をした際に上位に表示させて目に付くようにすることが出来るSEO対策はとても重要なものなのです。

SEO対策にはWebサイトの内容を検索エンジンにわかりやすく伝えるために行う内部対策と、
そのサイトが外部からどれくらい評価されているものであるのかといったことを示すための外部対策の2つの方法があります。
内部対策ではサイトに訪れた人が内容を理解しやすいようにコンテンツを制作したり、デザインを工夫したりします。
外部対策では他のサイトからのリンクを設置して、サイトを訪問してもらうことが出来るようにします。

SEO対策の一番のポイントは、そのWebサイトは本当にユーザーのためになるものであるのかということであり、検索エンジンもそれを基準にしています。
そのため対策を行うのはもちろんですが、ユーザーにとって有益となる質の高いコンテンツを提供すること、
利便性のあるものであることということを意識して制作することが一番大切になります。

キーワードを詰め込みすぎない!

検索キーワード

それでは昔は当たり前のように使用されていたSEO対策の中から、今は使われなくなったものをみてみましょう。
一つめはキーワードを詰め込むということです。昔は伝えたいキーワードを可能な限り詰め込むということが良いとされていて定番の方法でした。

しかし今では一つのサイトで同じキーワードを使用しすぎてしまうとキーワードスタッフィング、
キーワードの乱用というペナルティを課されてしまいスパム行為と認定されてしまうのです。
いくら伝えたい内容であったとしても、同じキーワードをいくつも詰め込んだものはとても不自然ですし明らかにSEO対策を行っているということがわかります。
そして何よりユーザーにとっては見づらく、利用しやすいサイトではなくなってしまいます。
実際にキーワードの量というのは検索エンジンでの検索結果の表示順にはほとんど関係がないとされています。

訴求したい内容であれば何度も使用したくなってしまうものではありますが、
そこはユーザーにとって本当に有益なサイト、見やすく理解しやすいサイトを作るということを最優先に考えて出来るだけ自然に見えるようにキーワードを使用できるような工夫が必要になります。

被リンクの設置は慎重に

日本中を被リンクで接続する

昔は外部対策の一つとして他のサイトから評価されているWebサイトであるということを示すために、被リンクを増やすことは良いことであるとされていました。
質の高く有益なコンテンツを提供しているWebサイトは、他のサイトで引用や、紹介をされることが多いであろうという考えがあったからです。

しかしこの被リンクについてもチェックが厳しくなっており、質の低いサイトや全く関係のないサイトに被リンクを設置することは全く効果がありません。
自動的に作られたコンテンツや全く価値のない内容のサイト、コピーコンテンツのあるサイトからリンクを張られても意味はないのです。
さらに被リンクを設置するためにそのためだけのサイトを制作したり、購入した被リンクを使用したりすることはペナルティを課されることになりますので注意が必要です。

被リンクが多いということは検索順位を上げるためには今でも有効な手段ではありますが、昔のようにただ数を増やせば良いというものではなくなってきています。
有益で質の高いサイトや、公的なサイトから紹介したいと思ってもらえるようにサイト内のコンテンツを見直してサイト自体の質を高めていくことでナチュラルリンクを獲得していくことが大切なのです。

まとめ

運営するWebサイトに沢山のユーザーを集めて見てもらうためには、SEO対策をきちんとして検索順位を上げていくことがとても重要です。
対策の方法というのは沢山ありますが、昔と比べて検索エンジンのチェックはとても厳しくなっています。
そのサイトは本当にユーザーにとって有益なものであるのかということが基準となっていますので、
対策を行うあまりサイトの内容がおろそかになってしまう、またユーザーにとって分かりづらいものになってしまうようではいけません。

昔は定番化していたような対策の中にも、今や意味のないものや逆にスパム認定をされてしまうようなものもありますので注意が必要です。
ユーザーにとって本当に有益なコンテンツを提供することが出来るサイトであると判定してもらえるようなサイト作りをしていくことが何よりも大切であるということを忘れないようにしましょう。

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